堀 貴秀さんのXで、見ました。
ギレルモ・デル・トロ監督が、お忍びでスタジオ見学に来て、ハリウッドで、『JUNK HEAD』を実写化したいという話が本日(4月1日)の午前中にあったということです。
今、思ったのですけど、まさか、エイプリルフールではないでしょうね。
写真まであるのですから。
あのギレルモ・デル・トロ監督がお忍びでスタジオ見学に来て、ハリウッドで『JUNK HEAD』を実写化したいという話が午前中にあったのでご報告しておきます。 pic.twitter.com/cjSlxY1zyp
— 堀 貴秀 Takahide Hori (@YAMIKEN123) April 1, 2024
この記事を読んで分かること
堀 貴秀さんのプロフィール
ギレルモ・デル・トロ監督のプロフィール
『JUNK HEAD』について
この記事を書いた人
5人の息子を育てながら、中学校の数学の教員を30年間続けました。
退職後、2023年3月に64歳で、ブログを始めようと思いたち、4月10日から公開し始めました。
学生時代は、ピアノ、バイオリン、お琴など音楽系の習い事をしていましたが、現在は、40代から始めた社交ダンス、退職してから始めたヨガなど、身体を動かすことにハマっています。夫と2人暮らし。
母と義母が健在で、時々介護のようなことをしています。
堀 貴秀さんのプロフィール
プロフィール
ほり たかひで 堀 貴秀 | |
---|---|
生年月日 | 1971年 (年齢 53歳) |
出生地 | 大分県豊後大野市 |
職業 | 映像作家、アニメーション監督 |
ジャンル | ストップモーション・アニメーション |
活動期間 | 2009年〜 |
活動内容 | 2009年12月、短編『JUNK HEAD 1』制作開始 |
事務所 | 株式会社やみけん |
公式サイト | https://www.yamiken.com/ |
作品の制作について
堀 貴秀さんは、大分県立芸術緑丘高等学校を卒業後、本職の内装業の仕事をしながら、芸術家も目指していました。
アニメーション監督の新海誠さんがほぼ一人で製作した映画のことを知り、それがきっかけで映画制作に挑戦しています。
2009年12月に、30分の短編『JUNK HEAD 1』の制作を開始しました。
映画制作は独学で、基本的に一人での作業でした。
同作では、監督、原案、キャラクターデザイン、セット製作、撮影、音楽、声優、編集などほぼ全てを一人で担当しています。
すごいですね。全てを一人でやるなんて!
しかも、4年もかかって。
根気強いですね。
感心してしまいます。
2013年11月、ほぼ4年かかって、短編『JUNK HEAD 1』が完成し、1日だけ自主上映をして絶賛されました。
出資を申し出る企業が現れたことから、短編ストーリーに追加するかたちで2014年4月、長編『JUNK HEAD 』の制作が始まった。
2021年3月26日、ほぼ7年かかって長編『JUNK HEAD 』が完成し、公開されました。
本作品は3部作の1作目で、続編の準備をしているところです。
受賞
- 短編『JUNK HEAD 1』
- ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014 – 短編部門グランプリ受賞
- クレルモン=フェラン国際短編映画祭(英語版、フランス語版) – アニメーション賞受賞
- 長編『JUNK HEAD 』
- 第46回報知映画賞新人賞
- 第31回日本映画批評家大賞編集賞(浦岡敬一賞)
ギレルモ・デル・トロ監督のプロフィール
プロフィール
ギレルモ・デル・トロ監督(ギジェルモ・デル・トーロ)は、メキシコの映画製作者です。
生年月日: 1964年10月9日 (年齢 59歳)
出生地: メキシコ グアダラハラ
配偶者: キム・モーガン(2021年から)、 ロレンツァ・ニュートン (1986年 – 2017年)
職業:映画監督、映画プロデューサー、脚本家、小説家
ジャンル:映画、テレビドラマ
活動期間:1985年〜
2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』では監督を務め、
第74回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞
第75回ゴールデングローブ賞では監督賞
第90回アカデミー賞では、作品賞、監督賞
を受賞しました。
尊敬する人物
・押井守さん
『うる星やつら オンリー・ユー』、『天使のたまご』から全映画を観ているそうです。
2002年に初来日した際には、押井守さんのスタジオを訪問し作画風景を見学、直接会っています。
CGへの転換期にも関わらず一生懸命手書きで作画する姿に影響を受けたと語っています。
押井守さんのアニメ『機動警察パトレイバー』が「パシフィック・リム」に多大な影響を与えたと公言しています。
また、「ストレイン 沈黙のエクリプス」にも押井守さんへのリスペクトがたっぷりあるとしています。
「彼は素晴らしいフィルムメーカー、私の偉大なるお手本です」
と発言しています。
日本の特撮、アニメ、マンガに影響を受けている
円谷英二『ウルトラシリーズ』
九重佑三子の『コメットさん』
永井豪『マジンガーZ』
『鉄人28号』『マグマ大使』、
宮崎駿、高畑勲、スタジオジブリ作品
手塚治虫、伊藤潤二、大友克洋、韮沢靖などに影響を受けています。
影響の一例としては『ブレイド2』の衣装は韮沢からの影響が大きかったと語っています。
デビュー作『クロノス』は、コメットさん第75話『わんぱく受験生』が発想の根源だそうです。
永井豪には2017年に初対面した時、「(彼は)モーツァルトだ」と評して興奮のあまり、ハグまでしてしまい、その後、持ってきたノートに直筆サインやマジンガーZのラフイラストも描いてもらったそうです。
『JUNK HEAD』について
環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。
人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。
ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。
それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。
そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。
絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。
政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。
地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。
今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
面白そうですね。
観てみたくなりました。
2021年に上映されているので、レンタルビデオやプライムビデオで観るしかないみたいです。
まとめ
映像作家で、アニメーション監督の堀 貴秀さんが、7年かかって制作した、長編『JUNK HEAD 』を、アカデミー賞受賞作品『シェイプ・オブ・ウォーター』の監督を務めた、かの有名なギレルモ・デル・トロ監督が、ハリウッドで実写化したいという話があったということでした。
是非とも、実現してもらいたいです。
そして、その映画のヒットによって、逆に、堀 貴秀さんの長編『JUNK HEAD 』が、もう一度注目を浴びてもらいたいです。
この話が実現することを祈っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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