繰り返すことの大切さ

エピソード
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「繰り返すこと」って大切だなぁと思うことが何回もあったので、この記事を書くことにしました。

この記事を読んで分かること
・同じ言葉や行動を繰り返すことで、記憶に残るということの例
・卒業の寄せ書きに繰り返し書くことにした言葉と、その理由

この記事を書いた人
5人の息子を育てながら、中学校の数学の教員を30年間続けました。
退職後、2023年3月に64歳で、ブログを始めようと思いたち、4月10日から公開し始めました。
学生時代は、ピアノ、バイオリン、お琴など音楽系の習い事をしていましたが、現在は、40代から始めた社交ダンス、退職してから始めたヨガなど、身体を動かすことにハマっています。夫と2人暮らし。
母と義母が健在で、時々介護のようなことをしています。

夫の祖母👵

夫の祖母は、誰かが訪ねてくると、必ずお抹茶を点てておもてなししていました。

その時に出すお菓子は、なんと!
カルビーのかっぱえびせん明治のミルクチョコレートと決まっていました。

カルビーのかっぱえびせん明治のミルクチョコレート見るたびにおばあちゃんのことを思い出します

卒業の寄せ書き

生徒が卒業する際に、先生方が、寄せ書きをします。

そこに、なんと書こうかと、毎年悩みました。

ある先生の言葉

ある先生は、口癖があって、何かというと、その言葉を口に出しておられました。

そして、もちろん、寄せ書きにもその言葉を書いておられました。

その先生といえば、「一日生涯」
「一日生涯」と言えばその先生というように、結びついていました。



それに、毎年違う言葉を書いたとしても見る人は違うのですから、よく考えれば変える必要はないのです。

それに気がついてからは、毎年同じ言葉を書くことにしました。

私が書いた言葉

人間万事塞翁が馬

人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は、
「そのうちに福が来る」
と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。

人々が祝うと、今度は
「これは不幸の元になるだろう」
と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は
「これが幸福の元になるだろう」

と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり、若者たちはほとんどが戦死した。

しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだ

という故事に由来する。
人間は「じんかん」とも読み、「人類」ではなく「世間」を意味する。

故事ことわざ辞典より

その言葉を選んだ理由

大学を卒業する時、私は、その後勤めることになる学校の採用試験に落ちました。

人生で、初めての大きな挫折で、ショックを受けました。

けれども、2人の子供を出産してから、その学校に勤めることが出来ました。

もし、逆に、最初に合格していたら、3人目を出産した時に、忙しさのあまり
「もう無理だ」
と思って、辞めていたかもしれません。

2人を産んだ後で勤めたからこそ、5人も産んで、なお続けられたのだと思います。

なので、後になって、あの時、落ちてショックだったけれど、落ちていて良かったと思えました。

卒業生の皆さんも、

人生で、いろいろな事があるでしょうけど、今の自分にとって、悪い事だと思っても、後に、それで良かったと思えることがきっとあるので、めげずに頑張って欲しい

と思って、この言葉を選びました。

お父さんの昔話

子供が小さい時、お父さんが子供の布団に入って、お話を始めます。

昔話かと思ったら、、、

「アイフルとかな、プロミスとかな、高利貸しやねんで。。。」

毎晩、毎晩、高利貸しの話をしていました。

小さい子供に高利貸しの話なんかして、、、と思っていましたがあれだけしつこく話したら、子供の記憶にもしっかり残っているようです。

外食で

たまに、外食に行きました。

ファミリーレストランで、次男は、毎回、ピザ🍕を頼んでいました。

回転寿司店で、四男は、サラダ軍艦ばかり何個も食べていました。

いろいろ食べていたら、何を食べていたか覚えていませんが、このように同じもの
ばかり食べていたら、今でも覚えています

お中元、お歳暮、お土産

お中元やお歳暮も、何にしようかと悩んだりしますが、逆に、毎年同じ物だと、覚えてしまいますね。

例えば、お歳暮に毎年数の子をくださると、
「数の子は、買わなくていいな」
とかいうことになります。



私が子供の頃の思い出で、いつも、パチンコの景品をお土産に持って来てくれる方が
いらっしゃいました。

今でも覚えています。
ハイクラウンチョコレートでした。

ハイクラウンチョコレートを見ると、その方を思い出します

まとめ

言いたいことは、
繰り返すことって大事だなぁ
ということです。

同じことばかり言うのは、能がないような気がして、ついつい、いろいろ言ってしまいますが、あまり頭に残らないようです。

それよりも、
大事なことを繰り返し言った方が心に残る
という事です。

私が子供の頃に言われて、覚えていることは、

よそはよそ。うちはうち

何か、買ってとねだって、
「みんな持ってる」
などと言ったときの答えがこれでした。

他にもあるのでしょうけど、すぐには思い出せません。

この言葉は、何回も言われたのでしょうね。


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