「子供がご飯を食べない」時に親がとるべき態度

悩み相談
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Twitterを読んでいたら、
今日も子供がご飯を食べてくれない
というツイートがありました。

それについて、思うところを書きます。

子供がご飯を食べてくれなくて困っているという方に、読んで考えていただければと思います。

この記事を読んで分かること
・ご飯を食べない子供に対して、どのように考えて、どうすればいいのか

この記事を書いた人
5人の息子を育てながら、中学校の数学の教員を30年間続けました。
退職後、2023年3月に64歳で、ブログを始めようと思いたち、4月10日から公開し始めました。
学生時代は、ピアノ、バイオリン、お琴など音楽系の習い事をしていましたが、現在は、40代から始めた社交ダンス、退職してから始めたヨガなど、身体を動かすことにハマっています。夫と2人暮らし。
母と義母が健在で、時々介護のようなことをしています。

ツイートの内容

子供がご飯を食べてくれないので、カレーライスを作ってみました。だけど、食べてくれない。

子供がお菓子ばかり食べてご飯を食べてくれない。

子供達のためにご飯を用意しても、誰も一緒に食べてくれない。みんなゲームをやめられないから、決まった時間に食卓につけない。

子供がご飯を食べてくれないし、作る気力もないし、振り絞って作っても残されるし、それで追い詰められてイライラするし。

ポテチもポップコーンも立派な炭水化物だし、野菜ジュースは、ビタミン入ってるから実質野菜だし、へーきへーき

子供達がご飯をあまり食べてくれないので、ホットケーキを焼いてます。
こっそり野菜入り、、、

我が家の場合

そもそも子供がご飯を食べなかったことがあったのかどうか、忘れてしまいました。

1回ぐらいあったかもしれませんが、すぐに食べるようになりました。

なぜなら、食べなかったら、さっさと片付けてしまうからです。

そして、次のご飯の時間に、その子だけ、食べなかったご飯をもう一度出します

それでも食べなかったとしても、また片付けて、次のご飯まで何も食べさせません

するとお腹が空いて、食べるようになります

考察

子供の立場が上になっている

子供がご飯を食べてくれないと、栄養が足りているか心配になって、なんとか食べてもらおうと、必死になっている親御さんたち。

いろいろ工夫して作っても食べてもらえなくて、しんどくなってしまったり、イライラしてしまったり。

せめてお菓子でもいいから食べて、となっています。

でも、私が思うには、食べてくださいと、親が下手になっていると思います。

子供の方が立場が上になっているのです。

そして、お子様のためにいろいろ手を尽くす。

それが子供を付け上がらせるのではないかと思うのです。

年齢とかいろいろあると思いますし、1人ずつみんな違いますから、一概には言えないのかもしれませんが。

親が、
「食べてください」
とお願いする立場になると、

子供の方が立場が上になるので、
「こんなものはいらない」
となります。

「では、これでどうでしょうか?」
「仕方がないなあ。食べてあげよう」
「はは〜。ありがとうございます」

みたいになって、
いつも親は子供の顔色を見ながら、何だったら食べていただけるのかを考え、工夫し、それでもダメなら、せめてお菓子でもとなります。

完全に子供にイニシアチブをとられてしまいます。

子供は好きなものしか食べなくなり、親は、それに合わせるしかなくなります。


私の知り合いで、そのようにして育った人が、将来どうなったかというと、好きなものばかり食べていたので、小麦や卵に偏っていたのだと思います。

そのせいだけではないかもしれませんが、ひどいアトピー性皮膚炎と、喘息になり、それ以外にもいろいろな病気をしています。

子供のためと思っていろいろやったことが、結果的に将来子供を苦しめることになるかもしれません。

子供に負けてはいけない

親は、毅然として、作ったものを食べないなら、食べさせてやらないという態度でいることだと思います。

子供が食べないなら、
お願いして食べてもらうのではなくさっさと片付けるのです。

そして、次の食事まで、いっさい何も与えないことです。

もちろん水は与えますが、せめて栄養のあるものをと、代わりに何かを与えたりしてはいけません。

食事を食べないのなら、おやつも与えてはいけません

代わりを与えるから、子供は食べなくなるのです。

食べなければ、親が何か代わりを用意してくれるとなってしまいます。

何も与えなければお腹が空いて食べるようになるはずです。

1食、2食抜いたって、死にはしません

そこで親が我慢できるかどうか子供は試しているのです。

親と子の根比べです。
そこで負けてしまう親のなんと多いことか。

食べなかったら、栄養が不足してしまうんじゃないかと心配になるのも分かります。

でも、1食や2食抜いたって、死なないのだから、親のすべきことは、みんなと同じご飯を作って出すだけ

食べなければ片付けるだけ

それを繰り返すのです。

子供が泣こうがわめこうが、いっさい代わりのものは出しません

それを繰り返せば、食べるはずです。
人間、腹が減ったら、なんでも美味しいはずですから。

少ししか食べないからといってお願いして食べさせたり、もう少し食べてと強要するのもいけません。

その子の適量があるのですから、親が食べる量を決めてはいけません。

少ないから、栄養が足りないのじゃないかと代わりを出すのは、絶対にNGです。

そうすると、食べなければ代わりが出てくるというパターンになってしまいます。

食べなければ、代わりはない。
お腹が減るから、これを食べるしかない

という状況をつくるのです。

食べる量が少なくて、子供が痩せていたりすると、心配になるのも分かります。

でも、それがずっと続くことはないと思います。

まとめ

とにかく
決まった食事だけを与えること。

食べないからといって、代わりを与えないこと。

子供に親が振り回されてはいけません。

食べないのなら、食べなくていいんだという上から目線でいてください。

お腹が空いていて親が美味しそうに食べていたら
子供も食べるようになると思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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